古寛永称建仁寺銭
古寛永銭で一番良く見かける建仁寺銭です。承應2年6月、山城国は建仁寺並びに粟田口にて鋳造されたと言われています。大字(狭寛)と小字(広寛)に分類されており、何れも良く見かける銭です。特徴は永字が独特です。この銭は長崎貿易銭と良く似ていると言われており(雑銭記NO9、10参照)、鋳地の確定は難しそうです。私見としては、あんまり似ていないとも思うのですが・・・。

大字 25.4mm大字 広郭 25.1mm
小字 25.0mm小字 外跳寛 25.2mm

大字と小字、字の感じでそう呼ばれていますが、銭の大きさは小字の方が大きいような感じです。古寛永銭で大型(25.0mm以上)は、殆どこの建仁寺銭か沓谷銭です。背の彫りも深く、大きさ重量とも申し分のない銭です。また、この建仁寺銭は面・背によく星を持っています。鋳造者の悪戯か、案外面白く集めています。

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